- 「ホームページで情報を更新できたらいい」
- 「いちいちホームページ更新するのに業者に依頼するのはもうやめたい…」
- 「スタッフが新商品の紹介を簡単にできるツールはないか?」
こう思うことは少なからずあるのではないでしょうか?
そして、「よし、ウチもホームページにブログを取り入れよう」となります。
しかし、何をどうすればいいのかわからない。どこから手をつければいいのかわからない。
最初のきっかけを失敗すると後が大変です。
ここではやってはいけない始め方と、後からでも軌道修正ができるようなお勧めの始め方を紹介します。
目次
HTMLファイルをどんどん追加していくパターン
これは後が厄介なので、一番お勧めしないパターンです。
はじめは簡単です。
いつも新しいページを追加するように、ブログのページをhtmlとして作るだけなので、慣れた作業の方も多いはず。
新製品を告知するページを作り、一覧ページの作成したページのリンクを追加する。
と、一見おかしなことはなにもなかったりするのですが、実はここに大きな落とし穴があります。
一枚一枚のページを手動で作成するため、リンクミスが起こったり、ページを作るたびにリンクを更新しなければいけないという事態が発生します。
「はじめは入りやすいが、続けるとあとが面倒くさい」という、どこかのブログサービスのようですね。
使いにくいor情報が少ないツールを取り入れてしまうパターン
htmlファイルを量産しないでブログをホームページに設置する場合、CMS(コンテンツマネージメントシステム)というのを導入するケースが多いです。
これにはメリットがたくさんありますが、ここでは割愛しますので詳しくは以下を参照ください。
たくさん種類のあるCMS、何が使いやすいと感じるかは千差万別ですが、はじめのうちは情報が多いCMSを使うことをお勧めします。
仮に情報の少ないCMSを導入した場合、問題が起こったとき頼れるのが制作をしてくれた会社や書籍がほとんどとなり、インターネットで検索してもほとんどでてこない、というのが現状です。
また、今後CMSを乗り換えようと思った時も今まで書いた記事を取り込む際にうまく取り込めない可能性もあります。
ではどのCMSが一番いいか?
一番のお勧めはなんといってもWordpress。カスタマイズ性が高く、情報も多いので耳にしたことがある方も多いと思います。
wordpress.org
※似たものでwordpress.comがありますが用途が違うので注意
そして2013年6月現在、6000万以上のホームページがWordpressを使って作られています。
2018/06/04更新:2018年4月現在W3Techsによると、全世界中のサイトの約30%、また全CMSサイトの実に約60%がWordPressで作られています。
- カスタマイズが柔軟で使いやすい
- 情報が多い
- 高機能で無料のプラグインがたくさん提供されている
このようなことから、ハイファイブクリエイトではCMSを導入する制作において現在Wordpressにて運用しております。
WordPressを導入し、現在のサイトの中で新たにCMS化する部分を制作
WordPressを取り入れるとなると、こんな問題が浮かびます。
「現在のhtmlで出来上がったホームページを全部変えなければ…」
心配無用です。
全部htmlで作ったファイルをwordpress化することもできますが、単に現在運用中のサイトに更新できるブログとか新着情報とかの部分をもってくるだけであれば、現在のファイルはいじらずに追加することができます。
もちろんブログを更新したらトップページに自動的に表示したいとなると思うので、その部分は改修が必要ですが、そのくらいで済みます。
当サイトはサイト全体CMSとなっていますが、例えばトップページのブログやニュースを表示させているように、ニュースやブログの更新情報を表示させることが可能です。
こうすることでそこまで大掛かりではなく、既存のホームページの中にブログや新着情報といった更新コンテンツを導入することができます。
おすすめの制作方法はサイト全体のCMS化
上記のように一部CMS化というのはサーバー側の要件がクリアすればもちろん可能なのですが、HTMLページのヘッダーやサイドバー、フッター等の共通部分は都度修正する必要があります。
そのためやはりおすすめなのは、一部CMS化よりもサイトまるごとをCMSとしてリニューアルする方法です。
これにより、全ページ共通部分はテンプレートでの管理となるため、運用の工数を抑えることが可能です。
例えば、ヘッダーにバナーを追加し全ページに適用させたい場合、今までは全ページのHTMLを修正していましたが、サイト全体CMS化後はヘッダーのテンプレートファイルを1ファイル更新することで、全ページへの適用が可能です。(条件分岐等にて複数ファイルある場合、ある分だけ適用が必要)
ホームページを使って自社の製品やサービスを宣伝/告知していくのは当たりまえで、それはできるのは外注業者でもホームページ制作会社でもなく、販売している自社自らが行うことが一番の強みになります。
そのプラットフォームを作ることはユーザーが一番求めているものなのではないでしょうか。
各種WordPressのカスタマイズ方法を紹介しています。また、リニューアルについてはお気軽にご相談ください。