前回ご紹介した「現在のホームページは正しく作られているかチェックする その1」に引き続き、その他のチェック項目を確認していきましょう。あなたのホームページは正しく作られていますか?
テキストで修正する可能性がある箇所にむやみに画像を使用している
特にテキストでも代用できそうなデザインの場合は注意が必要です。
更新が発生しそうな「見出し」や他にも使い回しをする可能性がある「テキストリンク」など、画像で出力すればデバイス毎に統一できるため制作側は非常に便利。
「Windowsで見ると大丈夫なのにMacで見ると崩れている!」などと納品後3ヶ月経って言われると制作側は面倒なのです。
「だったら最初から画像で作れば崩れない」
そういう魂胆で本来であればクライアント側で更新ができるようにテキストで作れば簡単に修正できたり、他の部分でも使い回しができ、何よりテキストのため検索エンジンにヒットします。
通常は「今後クライアント側でどのようなことが起きるか?」というのを想定し画像にするのかテキストにするのか決めるべきなのです。
更新が発生するコンテンツに対し画像なのかテキストなのか確認しましょう。テキストっぽく見えても画像の可能性があります。その場合はマウスでドラッグして横に動かすと選択できない場合は画像です。
重複するコンテンツがあり、かつ適切な処置をしていない
例えば同一サイト内に複数の店舗情報があり、同一の内容の場合。
検索エンジンからの流入を考え、色々と考えて作ったページが一切検索エンジンにヒットしないということが考えられます。
本来それぞれのページはユニーク(固有のもの)にするべきですが、どうしてもできないときもあります。
そのような場合は
1.そもそも同一内容重複ページが発生しないサイト構成にする
2.同一でも、検索エンジンからの流入を考え適切な処理をする
などの処置を行うのが一般的です。
ホームページのページをたどっていき、別のURLなのに全く同じページがないかどうか確認します。
同じテキスト、同じ画像、同じレイアウト…など。
同じ内容の場合、ソースコードを表示(右クリックから「ソースを表示」、もしくはCtrl+U(win), Command+Option+U(mac))させ、「meta name=”robots” content=”noindex”」や「link rel=”canonical”」という記述があればOKです。
ない場合は他の方法で回避していることも考えられますが要注意です。
検索エンジンからの流入に気を配っていない
店名(会社名)+地名等でトップページや重要なページに行き着くようにしたいのに、全然違う下層ページが検索結果に表示されている場合や、主要キーワードで検索しても検索結果に全然出てこない。4ページ目、5ページ目まで見ても表示されない場合、検索結果に表示されず、探しているユーザーにリーチしていない可能性があります。
また、以前存在していた古いページがまだ残っていて、検索結果に表示されているケースも「本来求めているユーザーに対し適切な情報が行き届いていない」という理由からあまりよろしくありません。
「こういったキーワードで検索から訪れて欲しい」というキーワードでGoogleやYahooから検索してみましょう。
上位に表示されていたり1ページ目以内に表示されていれば問題ないのですが、ずっと探しても一向に出てこなかったり、リニューアルする以前の古い情報を掲載したページが表示されている場合は注意が必要です。
以上3点、自社のホームページが当てはまっていないか是非確認してみましょう。
現在のホームページは正しく作られているかチェックする その1