ホームページのリニューアルを考える際に、「果たして今のホームページは正しいのか?」と確認してみてはいかがでしょうか?
見た目は変わらなくても、中身のソースコードや構成を見れば「なぜ、このような作りにしたのだろう」といったことが往々にあります。
ホームページからの集客が少ないと悩みリニューアルを考える前に、CMS化を考える前に一度検討してみてはいいかもしれません。
meta discriptionが空欄or全部一緒
検索結果に重大な結果を及ぼす「meta description」。ここが全く設定されていないケースや、全ページ全く同じ内容の場合があります。
Googleは「ユーザーにとって有益な情報を伝えよう」という使命の下検索順位を決めています。
であれば検索したキーワードに対して有益なコンテンツ、適切な説明が書かれているページが上位に表示されるのは当たり前。
ここが全ページ個別の内容にきちんと設定されていて、検索結果にきちんと表示されているか(キーワードによっては変わる可能性も有り)確認してみましょう。
自分のホームページを表示している状態で、右クリックから「ソースを表示」、もしくはCtrl+U(win), Command+Option+U(mac)でソースコードを確認し、<meta name=”description” content=””>といった部分を探します。
※大体は上の方(〜20行目までくらい)にあることが一般的
見出しタグがページに無い、もしくは適切でない
ページの構成に関わる重要な要素、見出しタグ。<h1>, <h2>, <h3>というHTMLタグがあります。
これは「このページの中で見出しに対して使うタグ」なんですが、適切に使われていないケースが目立ちます。
特にh1, h2, h3がない場合や、h1がなくてh2があったりして順番がめちゃくちゃな場合や、1,2,3と見出しの重要順に並んでいないというケースがあります。
htmlというのはレイアウトや見た目に関係なく、「このページに対しての単なる文書構造」という意味合いなので、見た目にかぎらず正しい構築をしなければいけません。
ちなみに見た目やデザインはCSSでレイアウトすることが一般的で推奨されています。
前述の方法でソースコードを表示させ、h1やh2を検索してみましょう。
そのページのタイトルとなる場所にh1が使われていたり、大見出し→中見出し→小見出しとなる順に1,2,3となっていれば問題なさそうですが、見出しタグ自体がなかったり、ページの見出しに使われていなかったり、画像を使用している場合、「alt」という属性に日本語で補足がされていなかったりしたら要注意です。
URLの構造がおかしい
URLの構造を見てみましょう。通常は「ドメイン名.com」といったものがサイトのトップページになります。
しかしトップページが「ドメイン名.jp」等ではなく「ドメイン名.jp/ファイル名.html」(例:example.jp/toppage.html)というケースや、重要な下層ページ(店舗紹介、スタッフ紹介、会社概要、サービス紹介等)のURLに?や=、といったランダムな文字列が並んでいるケースがあります。
前者の場合、トップページは「.com」や「.jp」といった文字で終わることが通常ですが、「.com/toppage.html」「.jp/pc.html」など、何かしらファイル名が入るケースはちょっと首をかしげます。何かそうしなければいけなかった理由があればいいですがそうでない場合はせっかくのドメインの価値を活かしければいない場合があります。
後者の場合、サイト構造自体に気をつけていないケースが考えられます。
google検索では「ペン」という文字列が「pen」という英文字でも検索結果にひっかかったりするため、全く意味を成さない文字列で構成するよりも、なるべく検索にひっかかるように考えたり、ただでさえ長くなりがちなURL構造をシンプルにまとめる方が管理もしやすくなります。
?や=といった記号が入ってくるようなケースだと入らざるを得ないことが想定されますが、Wordpress等のCMSツールであればリンク構造は制御できるため、覚えやすいリンク構造に設定することができます。
単なる意味をなさない文字列より、スタッフ紹介ページだったら「staff.html」、会社についてのページなら「about.html」といったように、「URLをみればなんとなくどんなページがわかるようにする」と、シンプルなURL構造になり、無駄な文字列を表記しなくてすみます。
自分のサイトを表示させ、URL(画像部分)を確認します。トップページが「○○○.com」で終わっていたり、下層ページに「?や=」が過度に含まれていなくページに見合った名前構造になっていれば大丈夫と言えます。
逆にそうでない場合は要注意です。
現在のホームページは正しく作られているかチェックする その2