コーポレートサイトのリニューアルを一転、
ブランドサイト新規構築へ転換
新規サービス開始に伴い、当初は会社コーポレートサイトに製品情報を追加しリニューアルする形で進んでいましたが、制作が進行するにつれてコーポレートサイトとは別にブランドサイトとして分けたほうがメリットが大きいと判断し、新規にブランドサイトを立ち上げる方向へ転換しました。
理由として、コーポレートサイトと製品サイトの内容が混ざることで導線が複雑になりわかりづらくなることや、製品の申込みは基本的に代理店経由のため問い合わせしてもらうことが前提となりますが、コーポレートサイト側の問い合わせと重複してしまう点などです。
これにより、製品専用のブランドサイトを作ることにより、コーポレートサイトとブランドサイトでそれぞれ異なった目的を実現しました。
ページビルダープラグイン利用により、公開後の各種ページ更新をクライアント側で実施可
WordPressの構築において、簡易的な今後のページ更新や編集等はクライアント側で実施できるように、ページビルダープラグインとして定評のあるElementor(エレメンター)のPro版を導入しました。
ブログやニュースといった記事更新は特にページビルダーは関係なく更新することとなりますが、その他の各製品ページ等の一般的なページはクライアント側でもテキストや画像等の変更がテンプレートファイルを修正することなくWordPress管理画面内から変更できます。
レスポンシブ対応前提のため、基本的には更新により別途CSSを修正する必要もありません。
これにより、構成変更や新規レイアウト変更等の改修といった場合を除いた簡易的な更新・編集はクライアント側で対応できる体制となりました。
WordPressテーマやページビルダーへの影響を念頭においた
オリジナルデザインによる制作
製品への良い印象を持ってもらい、問い合わせへつなげるブランドサイトという前提のため、トップページを始め、各製品等の主要ページのデザインを作成。一方、ゼロから作成したオリジナルデザインをWordPressへ当て込むというよくあるフローの場合、ページビルダー側での対応が難しい場合や、CSSを別途書き起こし工数増加や運用の複雑化といったデメリットのため、あらかじめページビルダーでおおまかな要素を構築したワイヤーフレームに対してデザインを反映させるというフローを実施しました。
ページビルダー側の機能を最大限活かしつつ、基本的なレスポンシブ対応も行い、さらにオリジナルデザインで構築する、というそれぞれの良いところを取った制作手法となります。
ウェブデザインとは別に、印刷用製品カタログの制作もご依頼いただきました。製品カタログはウェブからダウンロードできる仕組みを採用しています。
ディレクション・開発: high five create
デザイン: Shouta Kanehara (go-on)