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ホーム / WooCommerce / おそらく初?プラグインで各バージョンのマイナーアップデートを実施したWooCommerce

おそらく初?プラグインで各バージョンのマイナーアップデートを実施したWooCommerce

池田祐太郎 | 2021年8月18日 公開 コメントを書く

先日、WooCommerceプラグインとWooCommerce Blocksプラグインの脆弱性が発覚し、WooCommerceを利用しているサイトはアップデートの対応に追われていたことと思います。「まだアップデートしてないよ!」という場合はすぐにバックアップをとってアップデートしましょう。

参照: WordPressのeコマースプラグイン「WooCommerce」に重大な脆弱性 – 500万以上のウェブサイトに影響

公式リリース(英語): Critical Vulnerabilty Detected in WooCommerce – What You Need to Know

その際、利用しているバージョンを変えずにマイナーアップデートで対応できるように対応していました。(3.3以降のバージョンに限られるため、3.2以下を使っている場合はアップデートがおそらく必要)

WordPressのコアでは古いバージョンでもマイナーアップデートはされ続けていますが、プラグインにおいては今まで見たことがなかったため、おそらく初めてのことなのではないでしょうか。

目次

  • 1 WordPressコアは古いバージョンのマイナーアップデートに対応している
  • 2 プラグインは基本的に最新を使う必要がある
  • 3 WooCommerceプラグインは各バージョンでマイナーアップデートを実現

WordPressコアは古いバージョンのマイナーアップデートに対応している

WordPressのコアと呼ばれる本体のアップデートはメジャーアップデートとマイナーアップデートがあります。5.7.2から5.8はメジャーアップデート、5.7.1から5.7.2はマイナーアップデートです。

メジャーアップデートは機能追加や比較的大きな改修がされたリリースとなり、マイナーアップデートはセキュリティ対応やバグ修正といったリリースとなります。

WordPressは後方互換を大事にしているCMSで、以前の古いバージョンのWordPressを使っていたとしても、一定のバージョン以上であればセキュリティやバグの修正がされたバージョンをリリースしています。リリース | WordPress.org 日本語 に過去のリリース一覧が見られますが、一番古いマイナーアップデートをしているバージョンは4.1.33です。4.1バージョンのリリースが2014年12月19日だったので、実に7年近く更新し続けているということですね。

プラグインは基本的に最新を使う必要がある

一方、プラグインは脆弱性が発見されたセキュリティリリースのアップデートをする場合、最新版のプラグインを使う必要がありました。機能追加もセキュリティリリースも最新にする必要があったのです。

セキュリティリリースのバージョンを利用したいけど、サイト制作されたのが古く、その時点での記述方法に影響するため、バージョンアップをすると不具合が発生するというプラグインもあります。実際にそういうのを見てきました。

なので、脆弱性が修正されたバージョンを使いたくても使えないという歯がゆい思いをしているサイトも少なくないかと思います。

WooCommerceプラグインは各バージョンでマイナーアップデートを実現

今回のマイナーアップデートで、WooCommerceは一定のバージョン以上の各バージョンでのマイナーアップデートを実現しました。今までそういった対応をしたプラグインを見たことがなかったので、おそらく初ではないかと……。(違ったらコメント欄かフォームから教えてください)

記事執筆時点の最新バージョンは5.6ですが、古いバージョンは3.3バージョンまで対応しています。3.3は2018年1月30日にリリースされたバージョンなので約3年半前からアップデートをしていないサイトも対象内にした、ということですね。

参照: Releases – Develop with WooCommerce

もし今後、こういった各バージョンでのマイナーアップデートが実施されるようになると、よりWordPressは安心して使えるようになるなあと考える一方、各バージョンに対応するとなるとプラグイン開発側の負担は大きく増えるので、オープンソースで利用できるWordPressやプラグインの環境を考えると、あまり負担が増え手間がかかるような状態は望ましいものではないというのもあり悩ましいところです。

WooCommerceのようにWordPressを開発しているAutomatticが主体となっている開発元は対応できても、個人で開発している開発元もたくさんいるわけなので、それらを全て同じ括りにするのは実際難しいでしょう。

WordPress 5.0から登場したブロックエディタのGutenbergによって、後方互換性を保っていたWordPressコアも実質切り離したことだし、今後プラグイン含めてWordPressのアップデートがどのように遷移していくのか気になります。

外部IT部門サービス

カテゴリWooCommerce

池田祐太郎

IT担当を置けない中小企業の「外部IT部門」として、業務システムの設計・開発・運用を一貫して手掛けています。2016年から業務システム設計・運用を開始し、長期で仕組みを育て続ける進め方を強みとしています。2012年創業。WordPressの保守も10年以上継続しています。 プロフィール詳細

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