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株式会社ハイファイブクリエイト

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WordPressの固定ページでタグやカテゴリーを使いたいときはカスタム投稿タイプを検討する

池田祐太郎 | 2022年1月27日 公開 コメントを書く

WordPressはブログ記事を書く時のために「投稿」という種別を使って記事を作成しますが、「このサイトについて」「問い合わせ」「プライバシーポリシー」といった時系列に依存しないページは「固定ページ」で作成するのが一般的です。

固定ページではタグやカテゴリーといった分類はデフォルトではありませんが、コードを書いたりプラグインによってカスタマイズすることで固定ページにタグやカテゴリーといった分類を追加することができます。

その場合は固定ページで分類を追加するのではなく、カスタム投稿タイプを活用するといい、という記事です。

目次

  • 1 固定ページとはなんのためのページなのか
  • 2 カテゴリーやタグによる分類が必要なページはどうするのがいいか
  • 3 カスタム投稿タイプはプラグインでの設定がおすすめ
  • 4 運用を見据えた構築を心がける

固定ページとはなんのためのページなのか

WordPress公式に固定ページについて説明があります。

「固定ページ」は 「管理人について」や「連絡先」などのように、ブログの時系列順の外に置く情報、つまり常に必要がある情報を表示する場合に使用します。

固定ページ – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

冒頭に書いた説明と重複しますが、時系列に依存するページは「投稿」を使って書きます。いわゆるニュースやコラムといったブログ記事です。反対に、常に表示しておくべきページは時系列に依存しないほうがいいため、固定ページを使って作成します。

一方で、ブログはカテゴリーやタグといった分類が豊富で、カテゴリーで階層化することや、タグでまとめることができます。固定ページにはそれがありません。ただ、カテゴリーとは異なりますが親子関係を設定することができます。

■固定ページにおける親子関係の例

  • 事業紹介
    • 事業A
    • 事業B
    • 事業C

公式にも固定ページではカテゴリー、タグは利用できないと記載があります。(カスタマイズすることで使うことはできる)

「ページ」は階層性 (親 – 子) 構造のみで構成され、カテゴリーを割り振ったりタグを付けることはできません。

固定ページ – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

よって、固定ページは以下のように利用するのが望ましいと言えます。

  • 時系列に依存せず、常に公開しておくべきページ
  • カテゴリーやタグといった分類を使わない
  • 分類で利用できるのは階層構造(親子関係)

その他、ページテンプレート機能を使って自由なPHPコードを記述したり、トップページとして設定できるといった機能もあります。

カテゴリーやタグによる分類が必要なページはどうするのがいいか

通常は「投稿」で利用できるカテゴリーとタグですが、投稿の場合は時系列に依存します。過去の投稿はアーカイブされ2ページ目3ページ目に行ってしまいます。

「時系列に依存しないページで、カテゴリーやタグといった分類を使いたい場合はどうすればいいか」

WordPressを使ってサイトを構築していると、このような問題に当たります。次のうちどの方法を採用するべきでしょうか?

  1. カテゴリーやタグは投稿でしか使えないから、時系列に依存してしまうが固定ページではなく投稿で作成する
  2. 固定ページでもカテゴリーやタグを使えるようにする
  3. 投稿でも固定ページでもなく、新しい投稿タイプ(カスタム投稿)を作成する

この記事を読み進めていれば、なんてことはありません。順に見ていきましょう。

固定ページは時系列に依存しない情報を置くための場所、と公式ページにも記載があるので1は除外されます。

2の方法は functions.php にコードを書いたり、固定ページにカテゴリーやタグを追加するためのプラグインを導入することで技術的には可能です。が、固定ページはもともと分類する前提で作られた投稿タイプではありませんし、そのようなプラグインは数年間更新されていないようなので、今からこの機能を導入するというのはあまり得策ではないように見えます。

  • Add Category to Pages – WordPress plugin | WordPress.org
  • Tag Pages – WordPress plugin | WordPress.org

となると、新しい投稿タイプとして、カスタム投稿タイプを作成し、カテゴリーだけ、タグだけ、または両方、さらには自由な分類を作成するといったように、独自の種別を作成するのが望ましいといえます。

より細かなカテゴリーに分類したい場合は、登録されている投稿タイプの数を増やすことができます。 たとえば、書籍に関するセクションが必要な場合は、書籍用のカスタム投稿タイプ「書籍」を作成する方が適しています。

投稿タイプ – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

目的にあった投稿が作成できるので、例えば複数の事業所を展開し、各事業所用のページを管理したければ「事業所」用の投稿タイプを作成し、地域でカテゴリーを設定してもいいですし、複数の事業ラベルが必要な場合はタグで設定することも可能です。それにより、カテゴリーやタグを分けて一覧表示したり、新しい事業所を追加すると自動で一覧ページに表示する、といったこともできます。

カスタム投稿タイプはプラグインでの設定がおすすめ

カスタム投稿タイプは functions.php にコードを書く方法と、プラグイン導入により設定する方法がありますが、公式にも記載があるようにプラグインでの定義が推奨されています。

テーマを切り替えた場合にカスタム投稿タイプがなくなってしまわないように、プラグイン(または mu-plugins ディレクトリ内のプラグイン)でカスタム投稿タイプを定義することを強くお勧めします。 これによって、テーマの変更に関わらずコンテンツに常にアクセスできるようになります。

投稿タイプ – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

例えば Custom Post Type UI は百万以上のダウンロードがあり解説も多い、カスタム投稿やカスタムタクソノミーの設定ができるプラグインです。多くのサイトに導入実績があるため、将来にわたって安心して利用できる可能性が高いと言えます。

Custom Post Type UI – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

※趣旨から外れるためここでは具体的なカスタム投稿タイプの詳しい設定解説は控えます。

運用を見据えた構築を心がける

これからページを作る場合は新たにカスタム投稿タイプを作成すればいいのですが、「既に固定ページでカテゴリーとタグで分類してしまっている」という場合はちょっとやっかいで、固定ページを使い続けるのか、カスタム投稿タイプを作成して投稿種別を変更するという改修をするのか、という決定を下す必要があります。

本来は構築時に正しく選定できていればよかったのですが、当時の制作担当のスキルや、ページがどのくらい増えていくのかが予測できなかったこと、分類はあとから追加された、などの様々な事情が絡み合って今に至っているケースが実情です。

WordPressに限らずですが、ただ出来上がればいい・作って終わりというのではなく、可能な限り最適解に近くなるよう運用を見据えた構築を目標とし、公開後もメンテナンスしつつ何かあったときにすぐに相談ができるような体制を制作側も依頼側も前もって決めておきたいですね。

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Filed Under: WordPress 関連タグ:WordPressカスタマイズ

池田祐太郎

WordPressの導入を10年以上にわたって手掛けており、主に小〜中規模のコーポレートサイト・ECサイト・ブランドサイト等の企画・開発・保守・コンサルティングなどを行ってきました。2012年にハイファイブクリエイトを創業し、現在はWordPressの保守やコンサルティング、ディレクションや開発業務などを担当しています。 プロフィール詳細

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