以前、Googleのモバイルフレンドリーアップデートでどのくらいに検索結果に影響があったのか検証しましたという記事を書きました。
この記事はどんな記事だったかというと、2015年4月にGoogleがおこなったモバイル フレンドリー アップデートがどのくらい影響が出たか検証した記事でした。
結果、スマートフォン検索において多くのキーワードが順位が下がったり、中には圏外に飛んだりというデータがとれ、スマホに対応しないとこのような結果となる、というのがわかった一つの指標でした。
目次
その後、スマホ対応したらどうなったか?
「順位が下がったサイトをスマホ対応したらどのくらい順位が回復するのか?」という純粋な疑問が浮かびます。
モバイルフレンドリーから約1.5ヶ月後の6月8日にスマートフォン対応し、順位回復は果たしてあるのか?圏外に飛んだキーワードはちゃんと戻ってくるのか?
当サイトで検証しました。
結論。約8割のキーワードが順位上昇し圏外キーワードも回復
まずはデータから。
下落した75キーワードのうち、58キーワードが上昇。
そのうち33のキーワードが10位以上の大きい上昇が確認できました。
また、29のキーワードが圏外から回復しています。
しっかりと順位が戻りました!
回復して欲しいキーワードも上昇
中には、「落ちてほしくなかったキーワード」で20位以上や圏外に飛んでしまったケースがあり、正直かなり痛い目を見ました。
が、スマホ対応によりPCと同等の順位まで回復していました。
回復にかかる期間は数日〜数週間?
サイトによって上昇する期間はマチマチですが、当サイトの場合、2〜5日程度であっさり回復していました。
中には中々回復しないサイトもあると思います。サイトの規模、被リンク、影響具合など、サイトのランクによって違うのではないかと予想します。
Googleはちゃんと見てくれている
回復するだろうと予想はしていましたが、予想以上に結果が出ていて驚きました。
「検証してみたいが、実際回復しなかったらどうしよう?」
「いままで自分が信じてきたことが間違っていたらどうしよう?」
と考えていましたが、今回の検証結果を見てSEOに対して認識が合っていたことが証明されたことが一番の収穫です。
Googleがどのくらい影響を及ぼすのか当初は未知数でしたが、やはりそこはGoogle。
対応していないサイトを下落させ、対応したサイトをちゃんと評価する。
SEOは奥深い。
そう感じた数ヶ月でした。
もしモバイル対応がまだで、これからどのように対応しようとお考えであれば、レスポンシブウェブデザインによるスマホ対応をおすすめします。
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