• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer

株式会社ハイファイブクリエイト

東京都を拠点にWebサイト制作やシステム構築、WordPress保守管理やウェブコンサルティングを提供。

  • SERVICE
  • ABOUT
  • WORKS
  • BLOG
  • NEWS
  • CONTACT
ホーム / ブログ / ホームページ制作 / Googleのモバイルフレンドリーアップデートでどのくらいに検索結果に影響があったのか検証しました

Googleのモバイルフレンドリーアップデートでどのくらいに検索結果に影響があったのか検証しました

池田祐太郎 | 2015年5月18日 公開 コメントを書く

Google mob friendly
<追記>
後編記事を書きました。スマホ未対応だったサイトをスマホ最適化した結果、どのくらい検索順位が上昇したのか検証しました

Googleは2015年4月21日にスマートフォン検索におけるアルゴリズムの変更を実行しました。
これによって、ウェブサイトをモバイルに最適化されていないサイトは検索順位に変更がある、といったアナウンスが2ヶ月程前からあり、たくさんのウェブマスターがサイトをモバイルフレンドリーに対応したと考えられます。

実際、当サイトにも「PCサイト スマホ最適化」や「スマートフォン最適化 レスポンシブデザイン」といったキーワードでアクセスとお問合せをいただいています。

そこで今回は、

「対応しなかった場合にどのくらい影響があったか?」
「実際どの程度順位変動に影響がでたか?」
「圏外(100位以下)に飛んだキーワードはあったか」
「逆に上昇したキーワードはあったか」

などなど、モバイルフレンドリーがどのくらい検索順位に影響したのかという部分に絞って検証してみたいと思います。

目次

  • 1 実験するのは当サイト
  • 2 検証の詳細
    • 2.1 半数以上のキーワードに影響があり
      • 2.1.1 よくみるとほとんど圏外に飛んでいた
    • 2.2 逆に上昇したキーワード?
  • 3 10位以上下落したキーワードはどのくらいあったか
  • 4 結局、1ページ目に表示された件数はどのくらい?
  • 5 結果まとめ

実験するのは当サイト

まずは実験するサイトを決めなければいけませんが、まさかクライアントのサイトで実験するわけにもいかないので、当サイトで実験を行いました。

https://highfivecreate.com/

IPhone 1スマホでみるとこう

当サイトはトップページのみ、/sp/というスマホ用のディレクトリへ移動するように設定していますが、別ページとなるためレスポンシブWebデザインではなく、下層ページは通常のデスクトップサイトと同じものに遷移するため全く最適されていないという状態です。

モバイル フレンドリー テストこの通りモバイルに非対応。
※トップページはスマホページへ遷移していてエラーのため下層ページで実施

このような状況下においての検証です。また、検証結果はサイトにより様々ですので、これは単なる一例に過ぎません。サイトによっては影響の少ない場合や多くの影響がある場合もありますのでご注意ください。

検証の詳細

検索方法は以下です。

・PCのGoogle検索による検索順位
・スマホのGoogle検索による検索順位
・キーワード項目数は149キーワード
・それぞれ同日&同キーワード
・1位〜99位まで(100位以上は圏外とみなす)

このような条件にて表と計算式を作りました。
キーワードの内容は公表できませんが、Webサイトを作りたい人、制作できる業者を探している方などが入れそうなキーワードと予想していただけるとなんとなくお分かりかと思います。
(ソース見ればおおよそ検討つきます。。。笑)

では、順に見ていきます。

半数以上のキーワードに影響があり

キーワード数149件に対してスマホによる検索で順位に変更があったのは83件。比率は55%なので約半分以上のキーワードで影響がありました。
もともと1位のキーワードはあまり変化がないのですが、2位以降のキーワードは1,2位下落したり、中には圏外に行ってしまったケースも。

そのケースとはPCでは4位、わりとマッチしたキーワードで去年の年末くらいに25-20位をうろうろしていてその後徐々に上がり3月末に5,6位。それからじわじわとあがってこの一ヶ月は4,5位で、そのキーワード経由でお問合せもあったのを確認していました。
そんなキーワードがスマホだと圏外!!
泣きたいです。

これは早急に対応しないといけませんね。

よくみるとほとんど圏外に飛んでいた

30位くらいから下はほとんど圏外に飛んでしまっていました。
まあこの辺りのキーワードは実際クリックされるのは非常に少ないですが、もともと圏外だったキーワードで順位が上昇してきていたとしたら結構イタイです。

逆に上昇したキーワード?

「影響がある」というのは、逆に上昇するキーワードがあるんじゃないか?
という疑い半分少しの望み半分を持っていたのですが、この実験でそれもわかりました。

上昇したキーワード数、2件です。
2件のみ順位が上昇していました。149件中2件で、しかも1位しか変わらないで割合としても1.3%です。完全に誤差の範囲でしょう。

モバイルフレンドリーサイトにしないとマイナスの影響しかないというのが身にしみてわかりました。

10位以上下落したキーワードはどのくらいあったか

実際1位や2位くらいの下落であれば、そこまで変化があったとは言い切れず、「まあこんなもんか(ホッ)」で終わらせられるかと思います。

そこで、10位以上下落があったキーワードを抽出しました。
例えば、

1位→11位
4位→23位
6位→圏外

といったキーワードです。

データを調べた所、149件中41件が10位以上の下落を確認できました。約3割弱。

1位で非常に強いキーワードが14位まで落ちていたり、
4位でこれまた良いキーワードだったのが28位(!)に下落、
先ほども出ましたが4位のキーワードが圏外、
5位のまたまたよさ気なキーワードが26位と、

正直、相当ダメージです。
ただこのデータで面白いところが3点あります。

1. ほとんどが圏外まで飛んだケース(30位付近以降のもの)
2. 10位以上下落しかつ圏外ではないものキーワードは、ほとんどが1ページ目以内に起こっている
3. 完全なランダムなキーワードではなく、同じようなキーワードに対して影響が大きい

1に関しては10位以上下落した41件中実に37件が圏外に飛んでいました。
前述の通りで、30位付近からそれ以降のキーワードがほぼほぼ圏外へ。圏外とは言え、あまり影響は強くなさそうです。

2は圏外にまで飛んではいないが10位以上下落したキーワードに関しては、4件しか見られず、PCでの表示順位1-5位のキーワードのみに起こっていました。
それ以降の順位で10位以上下落したものは、全て圏外まで下落しています。
Googleにとってスマホの場合検索結果で見るのは1,2ページ目くらいで、3ページ目は無いも同然という位置づけなのかもしれません。

そして3は似通ったキーワードに対しての下落影響が確認できました。
10位以上下落したキーワードのほとんどに同じキーワードが含まれていました。
これは予想ですが、そのキーワードはわりとスマホ対応しているサイトがたくさん出てきそうなサイトです。そのため、そのキーワードでPCの場合は上位表示してあげるが、スマホの場合はたくさんスマホ対応しているサイトがあるため順位を下げた。こんなところかと考えています。
実際そのキーワードでスマホ検索すると10件中9件がスマホ対応!(ちなみにその一件はPC版でも同じ順位)

なるほど、色々と面白いです。

結局、1ページ目に表示された件数はどのくらい?

どのくらい下落するかとか、圏外に飛んだ割合とか、キーワードの類似性とか細かいことは抜きにして「PCだと1ページ目に表示されているけど、スマホで1ページ目から消えた件数」はどのくらいか調べました。

PCの場合、149件中61件が1ページ目に表示されています。
それをスマホで見ると53件が1ページ目に表示という結果でした。つまり、8件(約13%)が1ページ目から消えたということになります。

約1割ちょいのキーワードが2ページ目にいってしまったという事実。これを多いと見るか少ないとみるかは個人差があると思いますが、前述にあるとおり今回のケースの場合、「下落すると割とダメージのあるキーワード」が下落してしまったので、実際結構焦っています。。。実験しないで普通にスマホ対応していればよかったなと少し思いましたが、ためになるデータがとれたので結果オーライとしましょう。

結果まとめ

上記に詳細を書きましたが、モバイルフレンドリーの影響結果をまとめました。

対象キーワード数 149件
スマホ検索で変化があった 83件
変化があったうち上昇したキーワード 2件
10位以上下落した 41件
圏外にまで下落した 37件
PCで1ページ目に表示されているキーワード 61件
PCでは1ページ目に表示されているが、スマホだと2ページ目以降に下落した 8件

 

今回のデータで色々とわかりました。
今度の実験は、もうおわかりかと思いますが、スマホ対応していないサイトの状態からスマホ最適化したサイトはどのくらい検索順位が戻るのか?といったデータを検証しようと考えています。

メールコンサルティング
WordPress保守管理サービス

Filed Under: ホームページ制作 関連タグ:SEO, スマホサイト

池田祐太郎

WordPressの導入を10年以上にわたって手掛けており、主に小〜中規模のコーポレートサイト・ECサイト・ブランドサイト等の企画・開発・保守・コンサルティングなどを行ってきました。2012年にハイファイブクリエイトを創業し、現在はWordPressの保守やコンサルティング、ディレクションや開発業務などを担当しています。 プロフィール詳細

Reader Interactions

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

For security, use of Google's reCAPTCHA service is required which is subject to the Google Privacy Policy and Terms of Use.

I agree to these terms.

この記事と関連する記事

Yoast SEOのパンくずリストの区切り文字に画像を利用する方法
2021年11月19日
タグ: SEO, パンくずリスト
カテゴリー: TIPS
ウェブディレクターが考えるWELQ問題においての考察
2016年12月8日
タグ: SEO
カテゴリー: 雑感
Googleがモバイルフレンドリー対応のランキング影響を段階的に対応するとアナウンス
2016年3月30日
タグ: SEO, スマホサイト
カテゴリー: ホームページ制作

人気記事

  1. 同一サーバー上に構築するWordPressのテスト環境の作り方
  2. サイト制作の要件定義書に普段書いている内容(ダウンロード可)
  3. ダウンロードして即使えるサイトマップ(サイト構成図)のテンプレート5点
  4. コラム:class名とid名はどうやってつければいい?
  5. 【2022年最新】WooCommerceで作られた国内ECサイト一覧まとめ
  6. Elementorで表を作る3つの方法

最初のサイドバー

WordPress保守管理サポート

Search

最近の投稿

  • なぜかSSL化されないエックスサーバーのWordPress 簡単インストール機能でhttpsに変更し常時SSLを実現する方法
  • ブラウザ戦争の一区切り。Internet Explorer のサポート終了で思うこと
  • エクセルを使って顧客データから任意の条件に合う顧客を抽出する方法
  • 2022年以降WordPressのテーマを選ぶ際にこれだけは注意しておきたいポイント
  • ブロックエディタを拡張するSnow Monkey Editorプラグインはコーポレート+ブログに適切

カテゴリー

  • CSS初心者
  • HTML初心者
  • TIPS
  • WooCommerce
  • WordPress
  • エステサロン
  • お知らせ
  • キュレーション
  • サイトマップ
  • システム会社
  • デベロッパーツール入門
  • ブログ
  • ホームページ制作
  • ホームページ制作無料講座
  • メール
  • モバイル
  • 仕事のこと
  • 制作実績
  • 整体院
  • 美容院
  • 雑感

タグ

Android aws Backlog BtoC CMS css Dropbox Paper elementor google workspace Gutenberg HTML IE10 iPhone jQuery Mac php SEO SNS ssh SSL Sublime Text Webサイト高速化 WordPress WordPressカスタマイズ WordPressテーマ WordPress構築調査 WPRocket アクセス解析 アプリ クラウド クラウドソーシング サブスクリプション サーバー ショートカット スマホサイト スマートフォン ツール フルサイト編集 ブログ プラグイン マーケティング リニューアル 保守管理 最適化 集客するサイト構築

アーカイブ

CONTACT

お問い合わせはこちら

Footer

  • PRIVACY POLICY
  • 特定商取引法に基づく表示
  • 転載・引用について
  • Facebook

© 2022 high five create All rights reserved.