以前DALL-E 3を試してみた記事を書きましたが、生成能力が大幅に上がったことがわかる画像を色々と作ってくれるため、今回はロゴを画像内に入れつつ色々なシチュエーションの画像を生成してみました。
「こんなことができるんだ」というのが伝わればいいなと思います。
目次
特定のロゴを入れて画像を生成できるようになった
DALL-E 2まではできなかったこととして、「特定のロゴ」を判断して挿入できるようになったことに驚きました。今回はこのブログで取り上げることの多いWordPressのロゴを入れて画像を生成しました。
WordPress のロゴはいくつかありますが、今回DALL-E 3が選択したのはこのシンプルなロゴでした。
ChatGPT経由でDALL-E 3を指定して画像を生成するようリクエストすると、WordPressのロゴが入った画像を生成してくれました。
今回驚いたのは、「WordPressのロゴを使って」というプロンプトを指定していないにも関わらず、WordPress のロゴをDALL-Eが判断して取り入れたことです。ロゴが完全ではなくちょっと怪しい感じはあるためそのまま使うことはできませんが、正規のロゴを取り入れようとしたのは伝わってきます。
16:9のサイズで再度作成
使いやすいようにサイズを16:9のアスペクト比に整形して再度作成しました。
シンプルにロゴとロボットという構図の画像が仕上がりました。
いろんなパターンでWordPressロゴを入れた画像を作ってみる
ロゴを入れて画像を作れるというのがわかったので、他にもいろんなパターンで画像を作ってみることにしました。
雰囲気の異なる画像
ChatGPTに「雰囲気の異なる画像を作って」とリクエストしたところ、ファンタジー、宇宙、ポストアポカリプス、海の中などなど、色々なテーマの画像を作ってくれました。
線画形式の画像
今後は線画でのイラストを作ってもらいました。
ちょっとしたイメージイラストなんかはDALL-E 3で全く問題ないレベルです。
その他テーマの画像
他にも、いろんなパターンで画像を作ってもらいました。適当に思いついたキーワードを書いているだけなので、ありえない状態の画像なんかもありますが……。
作っていて思いましたが、DALL-E 3では文字列の出力が格段に上がりました。後述でもわかりますが、DALL-E 2では文字列の出力はできず、訳の分からない文字になるところが、DALL-E 3ではたまに変になるものの、「WordPress」と出力できているのがわかります。
DALL-E 2で作るとロゴは表示されず
DALL-E 2 と3でどのくらいクオリティが違うのか確かめるために、DALL-E 2で同じプロンプトを英語に変換して作ってみました。それがこちら。
全く意味不明な画像が仕上がりました。プロンプトを調整すれば結果は変わると思いますが、ロゴの表示は難しそうですね。
他の企業やサービスのロゴも出力可能
失敗するケースもありましたが、他の企業やサービス名を指定してイラスト生成をChatGPTに伝えたところ、ロゴをいれて生成してくれました。ただ、会社の規模やロゴを入れる場所によって成功したり失敗したり、という感じかもです。
まとめ
見て分かる通り、品質は以前のバージョン2に比べて格段に上がったのがわかるかと思います。ただ触って画像を作るだけでも面白い。ただし、狙った画像が出ない場合はプロンプトはほとんどプロンプトに問題があって、調整したりゼロベースで構築しなおしたりするとうまくいくケースが多いです。
ダウンロードできる画像はpngで、2-4MB程度の比較的高画質な画像なので、印刷などには難しいとしてもウェブで利用する分には平気そうです。
ChatGPT Plusのユーザーはぜひ触って遊んでみてください!
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