OpenAI が提供する自然言語モデルAIである ChatGPT の有料版が2月1日に提供開始となりました。日本は遅れて2月11日から利用できるようになったようです。ChatGPT にアクセスするとアップグレードが表示されていたので、早速使ってみました。
目次
有料版は月額$20のサブスクリプションサービス
一月あたり$20で以下を享受できます。
- ピークタイムであっても ChatGPT の利用を確保
- 早いレスポンス
- 新機能や改善等の優先アクセス
ピークタイムでも ChatGPT を利用できるのは大きな利点です。以前使っていた時に利用者が多かったのか、何度かやりとりをしていると止まってしまう時もあり、最悪だと問いかけても全く反応しないというのもありました。無料ならしょうがないという気持ちもありますが、仕事で使うようであれば止まってしまうのは避けたいところです。
現状は ChatGPT を触ってみてはいるもののなくてはならないというわけではありませんが、有料にすることでどのくらい変化があるのか、上記の不具合が解消できるのかなどを試すために有料版にアップグレードしてみました。
有料版にアップグレードするのはクレジットカード決済するのみ
アップグレードを選択すると、このようなクレジットカード情報や請求先の住所を入力するフォームが表示される画面に切り替わります。内容に沿って入力し規約等のチェックを行い「申し込む」ボタンを押して完了です。
ちなみに、サブスクリプション決済のシステムは Stripe を使って構築しているようです。
申込後、完了画面に切り替わりました。「Continue」をクリックすると ChatGPT Plus を使うことができます。
ChatGPT Plus は止まらずに利用できるか・文章生成の速度はどうか
「ピークタイムであっても ChatGPT の利用を確保」とあるように、ChatGPT Plus は問題なく止まらずに利用できるか検証しました。
ChatGPT Plus にアップグレードしてみた。レスポンスは内容にもよるのかもしれないけど、全体的に早くなっているような気がする。 pic.twitter.com/o6PZeuCxpj
— 池田 祐太郎 (@Yutaro326) February 14, 2023
異なるジャンルでこのような内容のことを 合計で10回ほどChatGPT に聞いてみましたが、問題なく止まらずに利用できました。一回だけ途中で止まりましたが、「続きを」とリクエストするとすぐに続きを生成し、最後まで問題なく完了しました。
速度については、無料版は日本語で単純な内容ではない場合、生成までかなり時間がかかることが地味にストレスでした。できたかな?と思って戻ってみると、途中でストップしていたこともありました。
Plus の場合は待てる程度の時間で生成完了してくれるようになっています。ただし、内容によっては無償版・有料版ともに生成時間は変わらないこともあります。
ChatGPT Plus にアップグレードしたほうがいいか
1日の内何回も ChatGPT を利用するのであれば、アップグレードするメリットは大きいといえます。やはりピークタイムでもレスポンス良く生成してくれるのはありがたいですね。
とはいえ、月$20のサブスクリプション契約のため、遊ぶ程度で使っている、たまに使う程度、というのであれば無償版でも良いと思います。
これから機能が提供されると思うので、色々と使いつつ、また何かわかったらレポートします。
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