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株式会社ハイファイブクリエイト

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ホーム / ブログ / 仕事のこと / Stripe のサブスクリプション課金失敗時にクレジットカード情報を更新する場合は Billing Scale へのアップグレードが必要

Stripe のサブスクリプション課金失敗時にクレジットカード情報を更新する場合は Billing Scale へのアップグレードが必要

池田祐太郎 | 2022年11月9日 公開 コメントを書く

オンライン決済処理プラットフォームの Stripe において、サブスクリプション決済の失敗時に顧客側で新しいカードで決済できるようにする場合、記事執筆時点では Billing Scale にアップグレードすることで解決できるので、同じようなケースで困っていたら参考にしてください。

「アップグレードが必要」と書きましたが、厳密には開発することでアップグレードなしでも対応可能です。個人的には開発を選択することも全然有りだと思いますが、一般的には手数料差を考えたら開発工数やメンテナンスのことを考えるとアップグレードする方を選択することになるのではないでしょうか。

目次

  • 1 カード決済に失敗しても顧客側で決済カードを更新できる
  • 2 Billing には Starter と Scale の2種類がある
    • 2.1 Billing を利用する場合の手数料
    • 2.2 2022年4月前に Billing を利用していた場合は自動的に「Starter」になっている可能性有り
  • 3 サブスクリプション課金が失敗した場合の挙動
    • 3.1 Starter の場合はカード情報を更新するには開発が必要
    • 3.2 Scale の場合は Stripe が提供するページが自動的に生成される
  • 4 サブスクリプション決済失敗時の対応はできる限り自動対応が望ましい

カード決済に失敗しても顧客側で決済カードを更新できる

Stripe はサブスクリプション決済として月に1回など定期的に決済したい商品を登録できます。

Stripe Billing | サブスクリプション、継続支払い、請求書を管理

Stripe が提供するサブスクリプション決済機能の「Billing」

Billing を使って継続課金を行っていると、カードにエラーが発生したり、カード更新のため新しいカードを登録しなおしたりと、決済カードを更新する必要が出てくる場合があります。

そのタイミングで毎回手動で対応していると手間がかかるため、何らかの理由で登録カードでサブスクリプション決済ができなかった場合は顧客側でカード情報を更新できる仕組みがあります。

Billing には Starter と Scale の2種類がある

知っている人は読み飛ばしてもらえればと思いますが、前提として Billing を利用する際はプランを決定する必要があります。2022年4月より「Starter」と「Scale」の2種類のプランになり、利用する場合はいずれかのプランを選択します。

継続課金機能を利用する場合、0.5%または0.8%の別途手数料が課金される

Billing を利用する場合の手数料

Stripeの基本的な決済手数料である3.6%に加えて、サブスクリプション課金に対して「Starter」の場合は0.5%、「Scale」の場合は0.8%別途手数料が発生します。

※ 一回限りのインボイスにも同様な手数料が発生
※ Billing 手数料は課税対象のため10%の消費税が加えられる

2022年4月前に Billing を利用していた場合は自動的に「Starter」になっている可能性有り

Scale プランは2022年4月に追加されたため(Stripe の人に教えてもらいました)、以前から利用している場合は Starter プランが適用されている可能性が高いです。

Scale プランに変更したい場合は変更が可能です。ただ、場合によってはプランアップグレードには Stripe 側の対応が必要な場合があるため、その際は問い合わせして依頼する必要があるとのことです。

サブスクリプション課金が失敗した場合の挙動

Starter の場合はカード情報を更新するには開発が必要

サブスクリプション課金が失敗すると、顧客にメールが送ることができ、独自のカスタムリンクを設定することで更新できます。実現するには Stripe の機能を利用するではなく、Webhook を設定して Stripe 側で送られるイベントを取得して状態に応じて値を送信するといったプログラム開発が必要となります。

参考: 継続支払いの失敗を処理するカスタムの方法を構築する

管理画面側の見え方はこのようになります。

メールを送ることは可能だが、「Stripe がオンラインで提供するページにリンクします」はグレーアウトされており選択不可

グレーアウトされている「Stripe がオンラインで提供するページにリンクします」を有効にするには Billing Scale にアップグレードする必要があります。よって、「独自のカスタムリンクを使用」しか選択できず、開発する必要があります。開発リソースがない場合、失敗した支払いを顧客側が更新できるようにするには実質 Scale にアップグレードするしかない状態です。

Scale の場合は Stripe が提供するページが自動的に生成される

Scale にアップグレードすると、Starter でグレーアウトされていた箇所が選択できるようになります。

アップグレード後は「Billing Scale にアップグレードする」ボタンが消えている

これにより、独自のカスタムリンクは使用しないで(開発しないで)すみます。

サブスクリプション決済が失敗すると顧客にメールが届き、メール内のリンクからStripe が用意するページ上で新しいクレジットカードの登録が可能です。

送信されるサブスクリプション決済失敗メールのサンプル

サブスクリプション決済失敗時の対応はできる限り自動対応が望ましい

Stripe では Billing Starer から始めることができますが、Scale を利用することで、決済失敗時のカード情報更新の対応を顧客自らが対応できる仕組みが整っています。

特に顧客数が多いサービスや商品は失敗ごとに手動対応していると手間がかかるため、メールで送られてきたら顧客側が自らカード情報を更新できるようなフローを作れると手間は大きく減ります。

さらに、顧客が各自で支払いの詳細、インボイス、サブスクリプションを一元的に管理できる「カスタマーポータル機能」もあります。

  • インボイスのダウンロード
  • 決済手段の更新
  • サブスクリプションのキャンセル
  • 顧客情報の更新
  • サブスクリプションのアップグレードとダウングレード

これらの機能を有しており、デモでは実際にどのような動きか体験できます。

デモで決済情報を追加している画面

このような機能のあるページがあれば、マイページなどを独自に用意しなくても Stripe だけで完結できてしまいますね。サブスクリプション事業を始める場合でも開発リソースを抑えて開始できそうで、色々とアイデアが湧いて見ているだけでワクワクします。


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カテゴリ仕事のこと 関連タグ:stripe, サブスクリプション

池田祐太郎

WordPress の構築・保守を10年以上にわたって手掛けており、主に小〜中規模のコーポレートサイト・ECサイト・ブランドサイト等の企画・開発・保守・コンサルティングなどを行ってきました。2012年にハイファイブクリエイトを創業し、現在は WordPress の保守やコンサルティング、ディレクションや開発業務などを担当しています。 プロフィール詳細

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