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SEO業者からリンクを購入していたBtoCクライアントの場合


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前回のGoogleのペンギンアップデートにより質の悪い業者からのリンクを買っていたサイトは大幅下落だったようです。しかしそこまで影響はなかったという声も…(本当のところ、どうなんでしょう)

ペンギンアップデートにより影響があったと相談をしてきたクライアント様がいらっしゃいまして、ひと通り内部を見せていただき、状況を伺いました。それまでの経緯とこれから何をするか、ということが役立てばと思い参考として。

いくつかのSEO業者からリンクを購入していた

できればやってほしくないことの一つ…。もちろん良質なリンクを提供するSEO業者さんはいますが、営業しにくるSEO業者さんとホイホイ契約するのは危険です。

クライアントは2,3業者から過去にリンクを買っており、現在は止めたものも継続しているものもあるが基本的に過去のリンクが残っていると。

そしてペンギンアップデートによってランキングに影響が出るのでは…と心配されていました。

実際どのようなリンクか確認してみると、良質とはいえないリンクがほとんどでした。

なぜSEO業者からリンクを買ってしまうのか?僕は本当不思議です。ウェブに疎い経営者や責任者にとって「SEOで全て解決できる」という謳い文句の商品がとっても魅力に感じるのはわかります。しかし、結果としてこのように後で泣きをみることになっても業者はなにもしてくれません。

SEOに「近道はない」のです。

根本的に内部の修正をかけ、サイト全体の価値を高める構造に再構築する方針

クライアントに説明した方針はこうでした。

内部構造の見直し

head内のタグ最適化や見出しタグを適正な位置に配置したりという初歩的な部分を全ページに渡って見直しが必要でした。ページによって見出しが不順文だったり、meta系のタグをページにあうよう最適化など、正しいHTML構造にしてあげないと不十分のままページが量産されてしまいます。
加えて、テキスト量が多すぎる部分は調整するという作業も必要でした。

CMS化によるコンテンツ生成の簡略化&量産

競合他社と比較すると、CMS(WordPress)の導入という点で他社は先を行っていました。

「絶対にCMSを導入しないとマズイ」というわけではないけども、サイトの構造からいって更新するコラム系コンテンツやブログ等のページがあるのに毎回毎回html生成するのは管理コストもあるしリンクミスも増えます。

しかもそれはブログを書く人からテキストをもらって担当者がコピペするというやり方でした。今時ブログ知らない、書けないというのは趣味だったら問題ないけども仕事で書かなきゃいけないとなったらやらざるを得ないです。ブログを書く人自身が更新できるようになればテキストをもらってコピペして…なんていう手間がなくなります。

CMSを導入しカスタムすることで誰でも簡単に更新できるようになり、ページが増え、内部リンク数が増え、サイト全体の価値が高まり良い事ずくめ。複数人で運用しているサイトであればあるほど、このような形が望ましいでしょう。

SNSに注力し拡散されることを想定した作りに

twitterアカウントからライトユーザーの質問に答えたり情報発信、FBページで顧客向けに情報を流したりイベントの様子を詳しく写真でアップしたり(クライアントの顧客はほぼ女性なので効果てきめん)、Google+ユーザーにも共有できるよう、Google+ボタンを導入する等。

BtoCビジネスというのと顧客層を考えると、SNSを導入しない理由はありません。もちろん競合は導入しているのでその点で先をいっていました。

内部の施策よりも購入しているリンクをどうにかしたい

上記の理由から今できる構造の見直しと今後の対策を提案しました。しかしクライアントがSEO業者から購入したリンクの始末と、新しいコンテンツを用意したサイトの立ちあげ。こちらが提案したものとクライアントが求めているものが完全にミスマッチでした。

内部構造は目に見えないので直感的にすぐに成果が目に見えてわからないが、あとからジャブのようにじわじわ効いてきます。そのために早めに対応しておくのがベストです。

果たしてペンギンアップデートの影響は…

後日クライアントから連絡があり、「ペンギンアップデートの影響で2,3位落ちた」とのことでした。ペンギンアップデートで質の悪いリンクだと判断され落とされるとすると100位とか圏外レベルなので、おそらく今回の下落は自然的なものという見解です。

正直ペンギンアップデートの影響があったかは定かではないですが、予想していたよりなかったというのが実際の所でしょう。これに甘んじるのではなく、今のうちに内部の対策、今後のコンテンツの更新、SNSへの注力など、ホームページにおいてできるところに対策をしておくのがベストです。

この記事を書いた人

池田祐太郎

池田祐太郎

WordPress好きの池田です。Webの仕事の前はライブハウスでブッキングや音響をしてました。PHP, JavaScriptを自由に操りたいと思いつつ、つい訪れたサイトのソースコードを見てしまいます。


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